火と鎚が、
鋼を刃にする。
明治二十一年創業 堺打刃物
粘りのある地金に、硬い刃金を重ね、約一〇〇〇度の火で鍛接する。
一本ずつ鎚で打ち延ばした包丁を、大阪・堺の仕事場からお届けします。
メディア出演 ─ NHK BSプレミアム『輝く女「杏」』/朝日放送『奇跡の地球物語 和包丁〜究極の切れ味を生む匠の技〜』
JIGANE
炭素量 0.1% 以下 ─ 極軟鋼
衝撃を受けとめる、粘りの鉄。刃を欠けから守り、研ぎやすさを支えます。
HAGANE
炭素量 0.8% 以上 ─ 炭素鋼
切れ味を生む、硬い鋼。刃先となり、鋭さを長く保ちます。
軟らかい地金に硬い刃金を重ね、約一〇〇〇度で鍛接する。硬さと粘り──相反する二つの性質が、一本の刃のなかで同居する。これが堺打刃物の造りです。
地金の上に刃金を重ね、約1000℃に加熱。鎚打ちを加えて、ひとつに接ぎます。
再び火を入れ、所定のかたちへ打ち延ばします。焼き鈍しをして常温まで冷まします。
約800℃に熱した刃を、水で一気に急冷。刃の硬さはこの一瞬に生まれます。
回転水砥石で荒研ぎ・本研ぎ・仕上げ研ぎ。歪みを絶えず直しながら、刃をつけていきます。
柄を付け、銘を切って完成。手もとに届くのは、多くの工程をくぐり抜けた一本です。
※ 堺の標準的な和包丁の造り方の概略です。細分すれば、さらに多くの工程があります。
刃物全般を取り扱っております。代表的な和包丁のかたちをご紹介します。ご注文は通販ページ「おかいもの」から。
DEBA
魚をおろすための和包丁。厚みのある刃が、骨に負けない力強さを持ちます。
YANAGIBA
刺身を一方向に引き切るための長い刃。なめらかな断面が、舌ざわりを決めます。
SANTOKU
肉・魚・野菜。日々の台所をひとつでこなす、家庭の万能包丁です。
USUBA
野菜の桂剥きや刻みもの。まっすぐな刃線が、細工の仕事に応えます。
通販のご案内
お取引は「銀行振込」「代金引換」「現金書留」にて。通常3〜5日で発送、商品により2〜3週間お待ちいただく場合があります。
室町期
加賀から移住した刀鍛冶・文殊四郎の一派が、堺で包丁類を作りはじめる。港と街道に恵まれた堺には、鉄と職人が集まった。
天文十二年(1543)〜
種子島に伝来した鉄砲を、堺の鍛冶が量産する。最盛期には三十一軒の鉄砲鍛冶屋敷が並び、鉄を打つ技術が町に蓄えられた。
天正年間〜
刻み煙草を切る「煙草包丁」が堺の名を高める。鉄砲鍛冶の技は、やがて刃物へと受け継がれていく。
明治二十一年(1888)
堺・北庄町にて、池田刃物製作所 創業。以来、火と鎚の仕事を続けています。
堺打刃物は、鍛冶と刃付け、それぞれの職人が腕を磨き合う分業の技。その積み重ねの上に、いまの一本があります。
| 屋号 | 鍛〜kitaeru〜(池田刃物製作所) |
|---|---|
| 代表 | 池田 良一 |
| 創業 | 明治二十一年(1888) |
| 所在地 | 大阪府堺市堺区北庄町1-3-10 |
| 電話 | 072-233-6372 |
| メール | kajiya@hera.eonet.ne.jp |
| 通販 | おかいものページ/ひとりごと(ブログ) |
NHK BSプレミアム
2013年9月25日放送。杏さんが仕事場を訪ねてくださいました。
朝日放送
2013年12月8日放送。
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